ピグマリオン効果の活用方法

ハーバード大学。ロバート・ローゼンサール教授が、サンフランシスコの小学校で、ある実験をしました。

それは、学校で学習テストを実施して、次の学期に、新しくそれぞれの担任になった先生に、各クラス数人の生徒の名前をあげ、

「この子達はめざましく伸びる子供達ですよ、テストで、学習能力がずば抜けていることがわかりました」
と伝えた。

それは実は、うそだったのですが、学年末に、もう一度テストをしたら、学期の始めに、教師達に伝えた通りに、その数人の子供たちの学習能力は、目覚ましく伸びていました。

その数人の子供たちと、ほかの子供達の能力に、明らかな違いがあったわけでは、ありません。

ただ一つの違い、それは名前を教えられた子供達に向けた、教師達の態度だけでした。

私たちの持つ、他人に対するパラダイムが、その人にどう接するかということに、大きく影響する実例です。

このようなことを、ピグマリオン効果と呼びます。

「ピグマリオン」という、バーナード・ショーの戯曲がありますが、それは、大学教授が野蛮な娘を、おしとやかな女性のように扱っていると、次第に、しとやかな娘になっていくという話です。

映画では「マイフェアレディ」というタイトルで、オードリー・ヘップバーンが、その粗野な娘を演じましたね。

ピグマリオン効果を一言で言うと、
「人をそのように扱うと、そのようになる」と言えます。

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